pook展 WAYPOINTS ~ふしぎの空路~

作品展タイトルの「WAYPOINTS」は、航空における“経由地” や“通過点” を意味する言葉です。奥行きが長く、可動壁によって内部の形状を柔軟に変えられる少し個性的な展示室を“空路” に見立て、その経由地点をイメージして作品を設置。
これまで主に制作してきたインタラクティブ展示（体験者のアクションによって変化が生まれる作品）に加え、動きを眺めて体感する観賞主体のキネティック作品や、ワークショップで参加者とともに完成される共創型の作品など、自分自身の制作活動にとっても本展が“経由地” になるような新しい試みを行いました。

また、作品を体験することで驚きや発見があったり、思い出として記憶に残ったり、ものづくりやメディアアートへ興味を持つきっかけになったり、来場者の方々にとっても本展覧会が何らかの“経由地” になることを願い、本展のタイトルにしました。

調布市民の方々を中心に、遠くから来てくれた方や、何度も来てくれた方など、延べ2万人以上の来場者に恵まれました。