クッションのへそを手でボフッと押すと光の粒が飛び出して、手を離すと戻ってきます。
光の声とともにクッションの中に膨らむ小さな世界が外に弾け出され、展示空間が不思議な世界に包まれます。
Creation
反射テープ+赤外線カメラの仕組みで光が飛び出るような仕掛けを模索していたところ、リビングにあったクッションが目に入りました。さっそくクッションに反射テープを貼って試してみると、面白い感覚に気がつきました。
仕組みとしては、反射テープを手で覆って隠すだけで反応するのですが、対象がクッションだと強めにボフッと押したくなります。日常的にクッションを押す動作があるわけではないのに、ついそんなアクションになるのが不思議です。
また、ボフッと押すことで、光が飛び出す映像としての反応だけでなく、クッションの物理的な弾力感も一緒に返ってきます。クッションってもともとインタラクティブだったのかも?日常のあらゆるモノにインタラクティブ(双方向性)が隠れているということに気づかせてくれた作品です。
Title : mimi Action (ミーミーアクション)
Created : 2022.3
Materials : クッション, 再帰性反射テープ, 赤外線カメラ, プロジェクター, スピーカー, PC
Tools : Unity, OpenCV, C#プログラミング, カッティングプロッター, etc
Category : Interactive, Playground
Exhibition
Media
- テレビ東京「探究の階段」(2024.8 放送)
- めざましテレビ(2024.8 放送)
- ねとらぼ(2021.1 掲載)
- テレビ朝日 スーパーJチャンネル「クギヅケ」(2020.12 放送)
- おたくま経済新聞(2020.12 掲載)