音符パネルをテーブルに置くと、スイスイゆらゆらと泳ぐおたまじゃくしがぶつかり、パネルの絵柄に紐づいた音が鳴ります。複数の音符パネルを並べることで不思議な演奏のように様々な音がつながっていきます。
音楽はどうやって見つかった? 足音、車の音、楽器の音、動物の鳴き声、雨の音など、日常で鳴る様々な音のつながりが奏でる新たな旋律を探してみてください。パネルの絵は、音符や休符、ト音記号など、様々な楽譜のモチーフを隠して描きました。
Creation
楽器パネルに音符が跳ねて音が鳴る体験を試作してみると、ランダムに連続して鳴る音の中に、メロディーに聞こえる瞬間があることに気がつきました。現代では当たり前のように生活の隣にある音楽ですが、大昔に音楽が生まれた瞬間も、音のつながりに小さな感動を見つけたからなのかも?と想像してみました。
そんな発見の面白さを感じられる作品になるように、楽器の音以外に日常で鳴る様々な音を追加して、“かなでるさがし(奏でる探し)”というタイトルをつけました。
Title : かなでるさがし
English Title : Discovering Melody
Created : 2022.7
Materials : 音符パネル(木材+再帰性反射シート), 赤外線カメラ, 体験テーブル(木材など), プロジェクター, スピーカー, PC
Category : Interactive, Animation, Sound art