道路を進む矢印型の“ルル”たちが、道の途中や交差点にあるライトの色によって動きを変えていきます。青だとそのまま進み、赤だと止まる。まるで信号機のようですが、他にもオレンジや水色、ピンクや紫など、実際の信号機にはない色にも変わります。信号ライトの色によって、ルルたちがどんな変化をするのか観察してみてください。
信号ライトの黒いリング部分に触れることで、鑑賞者が信号機の色を変え、この世界のルールに干渉することもできます。
信号機の光が七色に拡張された不思議な交通ルールの中で、ルルたちは今日も動き続けています。
Creation
制作のきっかけは、赤信号の前で立ち止まっていた時に「信号機の光に他の色があったらどんな動作になるだろう?」と想像してみたことでした。
オレンジだったら踊る?水色だったらジャンプする?ピンクだったら着替える?
そんな風に想像を広げていると、守らなければいけないルールが、楽しむためのルールに変わったように感じました。
考えてみると、信号機は交通ルールのシンボルのような存在ですし、もしかすると人が生まれてはじめて意識する“社会のルール”なのかもしれません。
子供たちは外を歩くようになると最初に「赤は止まる」「青は進む」と教わり、そのルールを守ることが社会の一員になる第一歩でもあります。
大人になって見慣れた存在になってしまいましたが、よくよく見ると3つの目玉から光を発して立ち続けるその佇まいは、どこか奇妙でヘンテコな姿。
無機質な機械でありながら、人の行動を静かに見守っているようにも見えました。
ルールを守り、ルールを広げ、ルールを変えて、ルールと遊ぶ。そんなイメージを込めながら本作品を形にしました。
Title : ルル
English Title : RULU
Created : 2026.2
Material : 道路型テーブル(木材,金属製テーブル脚など), 信号ライト(LED, アルミテープ, PLA樹脂など), PC, プロジェクター, Arduino
Tool : Unity, Fusion, 3Dプリンター, レーザーカッター, 工具類, etc
Label : Animation, Light art, Interactive








